『隣人13号』
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: DVD
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原作はむかしロフトプラスワンの店内で読んだことがあります。何のイベントだったか忘れたけど、ステージそっちのけでずっとマンガ読んでた記憶が。どうやって映画にするんだろう、と思ったら、すごくちゃんと出来ていました。
PUFFY由美さんのヤンママがハマり役すぎて笑える。十三役の小栗旬さんは、普通のお顔立ちの俳優さんなんですね。もっと美少年ぽいのかと思ってた。こういうもっさーっとした役がよく似合ってる。13号役の中村獅童さんはかなりいいっす。獅童さんの評価は『アイデン&ティティ』以降、私の中で下がりっぱなしだったのですが、やっぱりこういう飛び道具キャラだと生き生きしてます。公開時「好感度が下がるので見ないで欲しい」とおっしゃっていたようですが、私の中でのアナタのイメージは最初からこんなですよ。異常者の似合う顔*1。『いま会い』とか言ってる場合じゃないですよ。こうでなきゃ!
原作を忠実に映像化したら過剰すぎて面白くなっちゃった、という感はあるものの、全体的に納得できる映画化でした。私は最初の、全裸の小栗さんが獅童さんにお尻をペッチンペッチン叩かれてるシーンが好きです。あぁ、両人格とも幼いんだなぁ、っていう。
コメンタリーは、すごく痛そうな、とか、かわいそうなシーンで監督と小栗さんが大爆笑していて、それも非道な感じで面白かったです。
*1:褒め言葉