ルミネtheよしもと
職場の女の子が一昨年のM-1のビデオを見たらしく（何故今さら）、「吉本って面白いですよね！生で見てみたい！」とかえらくアバウトなことを言い出したので、数人でルミネに行って来ました。
まず日程を決める段階で「ニコ子さんは誰が見たいですか？」と聞かれ、素直に「キム兄かケンドーコバヤシさんか千原兄弟。」と答えたところ、オリエンタルなんたらやトータルなんたらが見たいと言う彼女と意見が真逆だったので、面倒になってすべてお任せしました。そしたら一応気を使って麒麟の出る日にしてくれたよ。妥協点はそこだったらしい。
私達のうしろに修学旅行生（中学生）がいましたよ。開演前に吉本弁当食ってた。そしてお行儀は良かったけどすごく喜んでた。地方の中学生的にこのラインナップはどうだったのか気になるところですが。
誰に頼まれたわけでもないけど一通り感想書きます。長くなったから畳むよ。
出順はところどころ間違っているかも。今日の７じ９じはネタの日。途中5分休憩が入って、あとは順番にずうっとネタが見れます。たぶん持ち時間各自8分。ネタ前に似顔絵アニメが数秒流れるのですが（無い人もいる）、ことごとく似てないのは仕様なんでしょうか。
出てきたら歓声が上がってた。ネタは得意の貧乏差別。非道おもろい。昨日はやってなかったけど「ツッコミが高じて普通に喧嘩になるパターン」が好きです。川島さんは素敵でしたが、やっぱりあの低音は舞台だと若干聞きづらいですね。
SEが「十七歳の地図」だったのがいちばん笑った。一言ネタは難しいよね。5つ言ったら1つクスリとできるぐらい。
アフロの人のアフロが、幅はあるのに厚みが全然ないのが気になってしょうがなかった。楕円アフロ。面白い部分がひとつもなかったので「キョウノ ハイライト」は何処なんだろうと思ってたら、もうあれやってないんですね。あと掴みがいまだに「シャンプーはリジョイ」「嘘つけジョイだろ」「それ洗剤じゃん！」だったので驚いた。何年やってんだ。
最近のFUJIWARAは、以前にも増して自由にボケ倒しあまつさえめちゃイケのネタ（祭りじゃダンス）でキャーとか言われる原西さんを見て、フジモンがリアルにイラッとする様子が面白いです。ネタは酷かった。
阿部さんの不条理でしつこいボケは爆笑問題太田さんぽいですね。けっこう好き。
日本語教師(大谷さん)が声に出して読みたい日本語を言い、生徒(大地さん)が繰り返す、という一言ネタ。意外。大谷さんが客より大地さんを笑わせることに夢中な感じ。面白かったけど自由すぎ。
弟さんがまた太って師匠*1にどんどん似てきてた。ゆくゆくは兄が付けまつげを付け、弟がお腹を叩きだすと見た。ネタちゃんと見るの初めてでしたが面白かったです。
スケジュールを見ていちばん驚いた出演者。ぜんじろうせんせい*2！！ずいぶん年をとって縮んでおられたよ。ネタは時事漫談みたいな。でもそれが「逮捕されましたねぇ、ホリエモン。」って微妙に古すぎ。「今日は（面白さは）こんな感じですよ〜。」という自虐すらスベってて、イタいと言うより痛々しかった。
- ショウショウ
初見。博多華丸・大吉さんなんかとよく一緒にやられているようで。正統派漫才に物真似ちょこっと。鳩が出る音（ポッケから出る等のマイム付き）が面白かったです。なんか安心して見れる。
おかんと息子のコント。笑えた。いちばん笑ったかも。
私は小堀さんのお顔が怖くてどうしても苦手なのですが*3ネタは面白かったです。
大好き（川島さんの顔が）な麒麟が最初に出てしまったので中だるみした印象はありますが、「金返せ！！」と言うほどでもなかったです。知名度があるほど手を抜いている印象は否めませんでしたが。というかFUJIWARAが。自発的に行くことはないと思うので、話のタネにも来てみて良かったよ。ぜんじろう先生見れたし。
終演後、ご飯を食べながら感想を言い合ってたら、仲良しのお笑い好き*4のコと私は他の同行者たちとまたしても意見が真逆。*5
笑いのツボの溝って結構深いのね、そして悪気はないにせよこんなところでもマイノリティ扱いされるのかニコ子さんは、と思ってちょっと疲れたよ。
