不死鳥。

水戸華之介&3-10chainのライブ『不死鳥〜サード・シーズン』を見にShibuya O-Westへ。ここ10日ほど、遊びすぎてぷわぷわしっ放し*1だったニコ子さんは、ようやく追いついた疲労と頭痛と花粉のトリプル攻撃を受け最悪の体調。独りだったらくじけていたかもしれない。待ち合わせしてたからがんばったけど。
良い番号だったので前のほうで見れたのですが、そんな状態なのでどうにもテンションが上がらず、煽られても手が挙げられない。ゆらゆらと揺れるのが精一杯。あぁ、それなのに今日も水戸さんは普遍の優しさとサービス精神に溢れていたなぁ。水戸さんは決してザ・太陽という感じではなく、私にとっては月明かりや星明かりのような人なのですが、そんな柔らかな光すら今日は眩し過ぎた。
ゲストで和嶋さん(人間椅子)、ナカジマノブさん(ドミンゴス)、あっちゃん(ニューロティカ)が登場したり*2、しまいには水戸さんが神輿に乗って現れたりと、今年も水戸祭りっぷりは全開。澄田さんもニコニコとギターを弾いておられて、たいそう素敵でした。帽子があるとKABA.ちゃん感が薄れますね(微妙に失礼)。
とても楽しかったのだけど、私はアンコール前に挫けてしまいズルズルとうしろへ。体力的に、というよりも、なんだか気持ちがしんどくなってしまって。心が弱って曇っていたから、「生まれたことが気絶するくらい素晴らしい」なんて歌われたら、なんだか近くにいるのが申し訳なくなってしまったんだよ。
隅っこの暗がりでお酒を飲みながら、少し離れてアンコールを見る。楽しそうなステージ上の人たちや、それ以上に楽しそうなお客さんを見ていたらだんだん元気が出てきた*3。大丈夫、水戸さんの光は、こんな遠くの隅っこまでちゃんと届くんだ。そんなことを考えながら、大好きな曲「遠くまで」を聞いていたら、あやうく泣きそうでした。やっぱりこの人は良い歌を創るし良いLIVEをやるなぁ。
終演後、一杯機嫌でぼんやりと立っていたら、なんとスミさんが!私に!お声を!!すごい可愛らしくてびびった。そして肌が超きれいだった。なんだあれ!うらやましい!それにひきかえ私ときたら赤ら顔ですよ。なんてことだよまったく。穴があったら入れたいよ。ずっとお会いしたかったのに、ドキドキしてロクにお話できなかったなぁ…。でもこんなボンクラ相手に、しきりと「よかったー!」と言って下さっていたので本当に嬉しかったです。逢えてよかった!がんばって来てよかったよー。
おかげさまでえらい幸せな気持ちで家路に着きました。水戸さんとスミさんに感謝、そしてみんな、偶然にも明るいほうへ向かうといいな。

*1:頭が

*2:あっちゃんはなぜか持ち歌(アイキタ)を披露

*3:酔ってきたとも言う