宙ブラリワンマン。

下北沢SHELTERで、実に2年半(以上)ぶりの宙ブラリワンマンライブ。
アンコール、相変わらず前髪は若干短いけど、もさもさもさーっと伸びてかきむしった髪にメガネをかけて現れた南さんを見てオダギリジョーさんみたいと思った*1。似てるとかではなくふいんき(←ry)がさ。ウィダーの寝起きのCMみたいだったの(寝起き限定)。
そんな褒め殺しはともかく。南さん本人も「今日は宙ブラリベストヒットだから!」と言っていただけあって、今日はニュウアルバム「アイアイアイ」を中心に新旧名曲を取り揃えた驚愕のセットリスト。この曲が好き、今日はこの曲が聞きたいなぁ、というのはもちろんあるけど、私の中で宙ブラリは「何をどの順に聞いても宙ブラリ」という絶対神話みたいなものがあって、ゆえにセットリストはまったく重要じゃないバンド(実際ライブが終わると曲順一切忘れちゃう)なので、「うわぁ、ここにこの曲が来たか!」みたいに思ったのは今日が初めてかもしれないよ。見ているこっちも「うわぁ!」ならば演ってるお3方は相当にキツい曲順だったと思うのですが、ヘトヘトながらもなんかホントに楽しそうでこちらも笑顔。「自分のとても好きな人が笑っていたら自分も楽しい」っていうのはごく当たり前なことなわけで。
そして南さんから滲み出る「オレが楽しいオレが楽しむ、だから一緒にどうかな?」っていう強引そうでいて気遣いの垣間見えるエクスキューズが好き。宙ブラリは音楽の熱量が多くて暑苦しいので、そこへ来てさらに「オラオラ来い!」って言われたら、ワシも若くないので正直胸焼けしちゃうよ。2回のアンコールの後、間髪入れずに約1時間ポスターサイン会*2を続けたメンバー各位、本当にお疲れ様でした。あぁ楽しかったな。
でも今日はスミさんに声をかけられなかったのが心残りだなぁ。「ゴールデン街のお店に連れて行ってください!」とか「ゲルマニウム温浴ボールの効果はどうですか!」とか、ファンの人みたいな一方通行的会話をしたかった。迷惑だろうけども。実は出て行かれる後姿を見て急いで追っかけたんだけども、いきなりそんなことを言ったらドン引きだろうなぁとか、あと後姿なので人違いの恐れを感じ一瞬躊躇してしまったのが追いつけなかった理由なのだった。へタレすぎる。
ついでにものすごい余談をあれこれ書きますと、今日は開演8時という大人時間スタートだったので、シェルターに行く前に居酒屋で一杯飲み、開演前にビールを一杯飲んで臨んだので、早くも本編中盤あたりからトイレに行きたくなって困った。でも捨て曲がいっこもないので行く間がなくて本当に困った。たぶんここ数年で一番おしっこを我慢したと思う。
あと1年ぶりぐらいに会った知人が、思っていた以上に阿部サダヲさんに似てきていたので面白かった。しかも阿部さんが被りそうなハンチングとか被っていたので、これはもう道で間違われんじゃないかっていう。

アイアイアイ

アイアイアイ

アマゾンでも買えるんだね。

*1:いろんな人に言ってみたがもちろん本人以外はもれなく全員全否定。

*2:お客さんにプレゼント。