『SAW3』

試写会が当ったので行って来ました。公開楽しみにしていたから超嬉しい!今年の運使い果たした!
会場はニッショーホ−ルというところ。スクリーンが小さかったので、結構前のほうで見たのですが、舞台の奥にスクリーンが配置されていたので、何ならもっと前でもよかったぽい。ジグソウに倣って最前列で見ればよかったよ!
グロ描写のおかげで公開中止になりかけたらしいですが、ニコ子さんはその辺はへいちゃらでした。私の苦手なこけおどし(ギリギリまで緊張感高めてクロゼットから突然ゾンビがドーン!!!みたいな。)があまりないので。ただ、今回のは医療系イタタが苦手な人は気を付けたほうがいいかもしれません。
入り口で配られたアンケートに、ラスト15分のネタバレは書かないように、と書いてあったので、ネタバレ回避の方向で。でもちょっと書いちゃったからそこはさらに反転させてみたよ。1と2を見ておけば*1ストーリー自体はそんなに難解ではないので、前情報一切入れないで見たほうがより楽しめると思います。つか公式サイトはあらすじ書きすぎ。
あとさっき一度書いたの消えちゃったので、心が折れてだいぶ短くなりました。ちくしょう!




前作『SAW2』でマシューズ刑事にボコられ、死んでしまったかと思われた我らがジグソウ先生。後継者となる者も現れていたので、3はもしや2代目ジグソウの暗躍?なんて思っていたら、1の時点で既に末期の脳腫瘍だったジグソウ先生、今作でもどっこいちゃんと生きておられます。超生命力!!さすがに死にそうだけども。
私が3の製作を知った時いちばん最初に思ったのは「ジグソウが2代目になっていたら全然弱い!つまんないかも!」だったので、まずはジグソウ先生との再会に安堵。しかも私のこのファーストインプレッションが見事逆手に取られているとはね…。
今回もジグソウはひとりの男にゲームを持ちかけます。ジグソウ美学に則った、でもいつもの生き残るためのゲームとは少し違う赦しのゲーム…。
映画はこの男が進めるゲームと、ジグソウ本人の延命治療とが平行して進み、所々に挿入された回想シーンで、1と2の伏線も回収されて行きます。ゲーム自体もそこそこ面白いのですが、前作の解答編とも言える感じ。どっちも中途半端な感じがしなくもないけれど、両方楽しめてお得だ!
問題のラスト15分は、過去のシーン(マシューズ刑事やアダムの死因)でかなりの違和感(この人こんなおばかさんだったっけ?っていう。)を感じていたので、「えーっ!!!」と言うよりは「やっぱりか!」という感想。ジグソウ的に考えたらこういうことになるよなぁ、っていうね。やっぱり3作目ともなると、良くも悪くもジグソウ先生のルールがそこそこわかってきちゃったので、1作目のようには驚けないのは無理ないか…。
いや、でもね、2より面白かったと思うよ。そして巷の『続○○』みたいな映画よりも全然面白い。
最後の絶望!絶望!ジ・エンド!っぷりはさすがです。ひどすぎる*2!!

*1:というか見ておかないと訳がわからない。

*2:最大の賛辞