肩凝る。

で、お通夜と告別式のお手伝い。なにしろこういったセレモニーに縁がないので、だだっ広いお寺の入り口にテントがあってパイプ椅子に座って受付、みたいな昭和(の大御所芸能人)のお葬式を想像していたら全然違った。場所もセレモニーホールだったし。心配するようなことも特になく、全てがシステマチックに粛々と進んでゆくのだった。
若い方のお葬式だとそれは悲痛で胸が痛くなってしまうものですが、80歳過ぎの大往生ということで、悲しさの中にも和やかなものがあり、お手伝いもし易かったです。告別式では、同窓生らしきよぼよぼのお爺さんが弔辞を読まれてそれが素晴らしく、なんだかとても良いお式でしたよ。
お通夜の日は3時間以上立ちっぱなしだったので、一区切りついた所で、立ったまま片足を上げてブラブラさせていたら、係員の方が絵に描いたように「ハッ!」とした顔をされ、慌てて椅子を持ってきてくれたので非常に恥ずかしかったです。
2日間で沢山の弔問客の皆さんを見たわけですが、D&Gのものそい派手なベルトが丸見えの男性(ロゴのバックルが光輝いてた)や、ラインストーンのキラキラしたギャル仕様の腕時計をはめているギャルではない年齢の女性などもおり、あとは意外にお香典袋の記名がボールペン書きだったり中身がピン札だったりという人が何人かいらして、そういうのってどうでも良いと言ってしまえばいくらでもどうでも良くなってしまうけど、私はちゃんとしたいなぁ、なるべく、とか思った。
人の振り見て我が振りを直そうと思ったはなしです、はい。