喪服の女。

ラララララララララララ〜ラ、喪服のおんな〜(ジャカジャカジャン)。
喪服といえばカステラの『喪服の女』が流れます。バンドブームの根は深いです。確かにエロいよねーとゆー1990年の話題でこんにちは。
日ごろ大変お世話になっている、というかちょう零細部署なのでほぼマンツーマンで仕事をしている上司のご家族が亡くなりました。派遣社員だけどこれは流石に包まなあかんやろ、と、ジョイくんみたいなヤツが脳内で(流暢な関西弁で)話しかけて来たので、そうそうスルーすることも出来ず、震える手でなけなしの樋口さんを包んでおりましたところ、零細部署なのでお通夜とお葬式のお手伝いに行くことに。派遣なのに。
先日の結婚式でのテンパり具合からも周知の通り、いい年して冠婚葬祭慣れしていないニコ子さんは再びテンパりました。親戚以外の葬儀とか出たことない!お通夜だって数えるほどしかない!!まして職場関係の人とか皆無!なのにいきなり手伝いだなんて…。派遣なのに…。
とりあえず家に帰ってから喪服を出したら靴がない。…なにこれデジャヴ?
仕方がないので靴箱を片っ端から開けたら、就職活動用の黒パンプスが出てきました。何年前の!物持ち良いなー。というか就職活動をちゃんとした記憶がないのでたぶんほとんど履いてないと見た。こんな「外反母趾でも安心のワイズゆったり通勤パンプス」みたいな靴を履くのは三十路のプライドが許さぬ!とひとしきりプンスカしてみましたが、背に腹はかえられません。
あとよく考えたらバッグもない。お通夜にちょこっと参列する程度なら、小さな黒バッグでもなんとかなるのでしょうが、午前中仕事をしてからお通夜のお手伝いに行くとなるとそんな小さなバッグじゃ無理。財布入れただけで精一杯。
つか仕事帰りの人とかみんなバッグのほかにお弁当トートみたいのよく下げてんじゃん、って思ってトートバッグを探したら、黒いトートってでっかくデビットボウイの顔が描いてあるヤツしかなかった。しかもラインストーンついてる。グラムロックだから。
…えーっと、お手伝いだからしょうがないよね。ね?
なるたけボウイ先生が内側になるよう持ちたいと思います。喪服はちゃんとしてるから(たぶん)、とりあえずピアスと指輪を全部外せばなんとかなるはず。