『Drop』

Kentaro Kobayashi Solo Performance Live Potunen 2008 『Drop』。
おそろしいほどの争奪戦を経て手にしたチケットで久々にお会いするナマ神*1。今回は3階席の最前列という関係者みたいな席だったのですが、迫力には欠けるものの、舞台全体が見渡せて見易かったです。ちなみに開演直前にそこそこ大きな地震があって(せり出し客席なのでちょう揺れた)「なにこのサプライズ!さすが神!」って思いました。うそです。
あと余談ですがスタッフが少ないんだか慣れてないんだか、物販の手際が悪すぎて引いた。Dropのドロップ缶ちょっぴり欲しかったんだけど、あの一向に進まない長蛇の列を見たら並ぶ気なくなったよ。なんなんだろう。価値の吊り上げ?
1本目のネタとか練れすぎていてもう落語。他にもコント、マイム、絵ネタ、おなじみアナグラム…相変わらず「今やりたいこと全部詰めました、凄いっしょ?いやたいしたことないけど凄いっしょオレ?」っていうコント神の色気満載。しかも気持ち悪いほどスタイリッシュ。ぎゃー!!お洒落すぎて恥ずかしいことを「わかっててやってますよ。」ってとこまで見せるのが凄いんだろうな、きっと。
今回も、全編通して見ると全てが繋がってる!っていうジグソーパズルみたいな気持ち良さ。過程を見せないパズルは手品みたい。あのネタの連鎖はどこから始まってるんだろうなぁ。始めに単語(キーワード)ありき、という気はするのだけれど、その辺知りたいな。あと賢太郎さんのネタは、キャラがみんな可愛らしい。人も小物も絵も。そこが愛しいのよね。
賢太郎手法にちょびっと慣れたのか、前の2回に比べると、今回は素直にけらけら笑えたような気がします。慣れるのが良いか悪いかはわからないけれど、笑うのは気持ち良いよね。
あれ、ポツネンって“ソロコントライブ”じゃなかったっけか?いつの間にか“ソロパフォーマンスライブ”になってる。…次回あたり踊り出すのでは(…ゴクリ)。

*1:何度も言うようですが神というのは揶揄も含まれています。