『ポツネン』かんそう。

KENTARO KOBAYASHI SOLO CONTE LIVE 『ポツネン』、先週の土曜日に見て来ました。かなり良い席で見ることができたので、発券されたチケットを見た時は「どどどどどどうしよう!!見てて鼻血が垂れたらどうしよう!」と思ったのですが、実際「わ!生コバ!近い!」と思ったのは幕が上がっった一瞬のみ。あとはもうネタというかなんというか、舞台そのものに圧倒されてご本人に萌えてる暇ナシ、って感じでした。はぁぁぁぁ(虚脱)。
興奮のあまり、帰りにポスターを購入、しかもその足でユザワヤに行って額縁を買いました。写真載せようと思ったら、反射して全然移らなかったけど。クリエイティブなお仕事は微塵もしていないニコ子さんですが、煮詰まったときには拝もうと思いますよ。なんかもう神です。
あと、今回は周りにうるさいバカ*1がいなくて非常に見心地良かったです。でも始まる前にコーヒー飲んじゃって、最後の方で少しトイレに行きたくなってしまったことを激しく後悔している。もっと頑張れ私の膀胱!舞台への集中力の5%を返せ!…100%自分が悪いのですが。
もう一回見たいなぁ。追加も取れば良かった…。
長くなったので畳みます。ネタバレちょこっとあります(反転)。
最初のネタが、進行も内容もいかにも小林賢太郎さん(ラーメンズ)ぽくて、その時にふと気付いたんです。「さぁ、笑うぞー、って思いながら、安心して見られる。」「純粋に、あははー、と笑えるコントで、安心した。」
ということは、私はお笑いを見に行っているのに、緊張感を持って臨んでいた訳です。コントなのに気が抜けない。それって凄いことだと思う。ここかなり重要。出ますよ*2。私が小林さんに持っている期待って、「おもしろい」だけではなくて「おもしろすごい」なんだなぁって痛感。
ダウンタウンの松本さんもやっぱり笑いの天才で、もちろん神なんですけども、例えば「松本人志ソロコントライブ」を見に行くとしても、「笑わせてくれること」には物凄く期待するけども、そんなに「ビックリ!」に期待はしないと思うのです。松本さんは「芸人の瞬発力」を大切にされている方(つまり本当の天才)なので、小林さんの「積上げてゆくコント」とは見る側の姿勢が違うのは当たり前なんですが、それにしたって、「おもすごい」を期待した時点で、私はもう小林さんの術中にハマってる。
そして、『ポツネン』はその期待を見事に裏切らなかったわけです。
ただ。「すごいな!てんさいだ!」と手放しで絶賛してしまう反面、私はお笑いに関しても、お芝居に関しても、ましてや手品に関してもド素人なので、こういう手法が“小林賢太郎オリジナル”なのか“昔からあるギミックの応用”なのか判断できない自分にしょんぼり。だって私、イッセー尾形さんもシティボーイズもちゃんと見たことないですから。
自分が受けたこの衝撃は確かに物凄くて、わああなにこれ?って思うけれど、盲心的に誉めそやしたら、オレンヂレンヂのファンのイタい子供みたいになりそうなので、その辺は気をつけつつこの辺で。
いちお腐女子的なことも書いておくと、「わははは!人がゴミのようだ!」のセリフとホコサキさんににんまりです。あはははは。

*1:これに関しては言葉は選びません。

*2:テストに