仏像 一木にこめられた祈り

こういうののカテゴリがない…。というわけで唐突に現れた外出タグ。晴れやかでもない日曜日に東京国立博物館に仏像展を見に行って参りましたよ!
同じく上野でやっている『ダリ回顧展』がどえらい混雑らしいので、こっちもか…!と覚悟して行ったのですが、全然で肩透かしでしたよ!ダリは入場まで1時間並んだりするらしいじゃないの。やはりスポンサー力の差ですかね。それとも普通にダリが大人気?つか一般的にはどうなんですか。皆さん仏像とダリどっちが好きなのかしら?絵画と彫刻どっち?東洋と西洋どっち?みうらじゅんさんと爆笑問題はどっち?←どっちも好き。
…ニコ子さんは本当はどっちもよくわからないのですが、わからないながらも面白いと思うのは東洋のほうで立体のほうでつまりは仏像です。よくわからないからわかりやすいほうが好きなのだと思うよ。だって仏像パッと見でもう面白いもん。ベルトのバックルが獅子になってたりするんだもん。面白いに決まってるよ!
さて今回は、仏像の中でも、一本の木から彫られた一木彫の仏がごっそり展示されております。ごっそりだよ、ごっそり。わーい、テンション上がるー!めぼしい物はオフィシャルサイトに解説が載っているので要チェキして下さい。宝誌和尚立像は圧巻ですよ。とりあえず京都・宝菩提院願徳寺の菩薩半跏像(伝如意輪観音)が驚異的な美しさでびびった。なんだろうあのラインってば。こちらは11/5で展示終了だそうなので、ご覧になりたい方は是非お早めに!
後半1/4は、江戸時代に旅をしながら庶民のために多くの仏像を彫ったという、円空と木喰の特集なのですが、木喰まで来るともう、現代の木彫り民芸品(特に東北の)にかなり近い感じで正直あまり面白くなかったです。でも配置がえが終わったらもう一回行きます。次回は科学博物館のミイラ展とハシゴできたらいいな…。
図録(2500円)がすごくしっかりしていて、買ったら重くて肩がもげそうでした。と非力さをアピール。寝る前にちょっとずつ見るんだ!たのしみ!