『ラビリンス 魔王の迷宮』

というわけで借りて来ました『ラビリンス』。
CG無き時代のSFXのしょぼさが素晴らしいです。オレンジ色のふわふわしたやつ(水飲み鳥みたいな)のシーンとか背景浮きまくり。でもいい映画だなぁ。こういうの(『ネバーエンディングストーリー』とか)子供の頃見れて良かった、って思った。いろいろうっとりです。
とはいえこういう正しいファンタジーが子供に正しい影響を与える訳じゃないことも身をもって実感いたしました。私だったら赤子のことは潔く諦めて、一生舞踏会で魔王と踊っていると思います。間違いない。それにストーリーとか全然覚えてなかったよ。蟹江敬三さん似のナビゲーター(ホグル)が出てくるのは覚えてたけど、他の仲間すら「こんなのいたっけ?」のオンパレード。ボウイのシーンばっかり覚えてた。記憶って正直ね。
あの頃はサラ寄りで見ていたけど、継母も別に悪い人じゃないね。むしろサラの方が扱いづらい子供。パパは今も昔も頼りにならない印象。
魔王ジャレスは今見ると髪型も衣装も若干微妙です。でもかっくいい!名作邦画『ねらわれた学園』の星の魔王子*1を彷彿とさせるぴっちりタイツが眩しいです。王と名の付く者には漏れなくぴっちりタイツを!!ボウイ御年39歳の作品ですが、ちょっと老けてんね。あのメイクなのに。
魔王役には他に、スティングやマイケル・ジャクソンなんかも候補に挙がっていたそうですが、マイケルだったらどうなっていたんだろう。それはそれで面白そう。
つーかジェニファー・コネリーってずっとショーン・コネリーの娘だと思ってたよ。全然関係ないのな…。

*1:峰岸徹さん