とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ。

すごい美人のひととジャニーズのひと(棒読み)でドラマ化された(けど内容はわりと違う)でおなじみのマンガ『サプリ』を読んでいましたら、主人公が新しい恋愛をするのが億劫だ、みたいなことを言う場面がありました*1
主人公ミナミちゃんは代理店にお勤めの三十路近い女の子で、ちょっといいなと思っている男性はカメラマン。ひとりは寂しいし癒されたいし流されちゃったらどうにかなっちゃうんだろうけど、その「ちょっといいな」のために日々の雑務の中でいろいろ考えたり、カケヒキとか、フリをする、とか、今はそういうヒマがない、と。
もうその時点で、ニコ子さん自身はたいして忙しくないボンクラのくせに「わかるわかるー!!!」なんつってた訳ですが。
その後、公園で一息ついてたミナミちゃんが、ちいさいわんこに会うんですよ。で、「これだー!私の求めていたものはこれだー!!!」って。
あーもうねーこれはいちばんわかっちゃいけないパターンだけど、でもわかる。すごいわかる。わかりすぎる。
そこに、「カミサマっていうのは きっと 失くしたものの 代替だ」というネームがあるのです。なんかそれ見てうわーって思った。そうそう!って。
土曜日の水戸さんを「なんだかありがたいなぁ。」と思いながら見ていて、ふとそのネームを思い出した。私がもしなにかをなくして神様が必要になったら、私は音楽を神様に出来れば良いなと思う。まぁわんこでも男性でも無駄遣いでもなんでもいいんだけど。
神様とか生きがいとか心の支えとか、なんかそういうこと言っちゃうとスピリチュアルというかなんつうか胡散臭いけども、つまりはそういうことなんだろうなぁっていうハナシ。

*1:雑誌連載で読んでいて、しかもはてなに書こうと思って忘れていたエピソードなのでたぶん先々月ぐらいの内容。