『スパイダーマン3』

土曜日の夕方にぽっかりと時間が空いてしまい、ぼんやりするのも勿体ないし、ということで映画館に行ってみました。
ジョニー・デップと結婚したいでおなじみニコ子さんですが、実はパイレーツオブなんとかは見逃しっぱなしなので『スパイダーマン3』を。
最近出来た新宿3丁目のシネコンバルト9でもやっているご様子でしたが、土曜の夕方にそんなトコ行ったらカップルのウフフアハハむしょむしょ(←ポップコーン)の波に巻き込まれて知恵熱が出ること必至なので、座席数も多い歌舞伎町の新宿プラザへ。隣のコマ劇場の前には、氷川きよしさんのハッピを着た、妙齢の親衛隊女性が数人。うん、こういうほうが落ち着くよね。しかも劇場は土曜の19時なのにガラガラ。スクリーンは大きいけど程よく裏寂れている、古き良き映画館って感じです。
で。
2では彦麻呂さんに見えて仕方がなかったトビー・マグワイアですが、今回はそうでも…あったけど2ほどではなかった。でももともと小柄でベビーフェイスな人なので、スパイディー!スパイディー!言われてちょっと天狗になる様子や、悪いスパイダーマンになって調子こくシーンはかなりイラッとして良かった。
元はアメコミですから、ストーリーうんぬんはまぁ、ね、と、あまり期待していなかったのですが、今回は「赦し」がテーマになっていて、普通にいい話。ハリーいいよハリー!シリーズ最終作らしく、今までのゴタゴタに全部ケリが付いているので気持ち的にもスッキリ。
ただヒロインMJは相変わらずなんかだらしのねぇ女でした。オマエ…!みたいな。だいたい美人じゃないし。
若干のマンネリ感は否めず、敵もあんまカッコ良くなかった(グリーンゴブリンがいちばんカッコ良かったなぁ…。)けど、やっぱり楽しかったです。よく出来てるよー。