ワイヤーアクション。

このあいだ銭湯に行きましたら久々だったので非常に楽しくて、ちょう満喫しまして、近所の銭湯めぐりとかしたくなりまして、そしたら荷物を入れる洗面器ないしはカゴが欲しくなりました。今日も変わらずカタチから入るタイプですよー。
どうせならヒノキの桶を抱えて下駄をカラコロいわせて(もちろん赤い手ぬぐいをマフラーに)行きたい。でも平成もじき20年を数えようとするこの未来都市でそんな昭和を演じるのもわざとらしく、ちょっと恥ずかしいので、とりあえずおとなしく100均を覗いてみました。最近必要なものがあるとまず100均を覗く癖が付いたさもしい三十路です。
大小さまざまなプラスチックのカゴが売られていましたが、まぁ100均だし可愛いものはないよ。100均のプラ製品つったらだいたいピンクかキミドリかムラサキだよ。すると日曜大工ら辺コーナーに、いろんな色および太さの針金があるじゃないですか。可愛いものがなければ作ればいいじゃない。パンがなければry
そういえば以前ワイヤーアクセサリーを作ろうと購入したコチラの本

ビーズ&ワイヤースタイル ジュエリーからインテリア雑貨まで。作り方付き35作品

ビーズ&ワイヤースタイル ジュエリーからインテリア雑貨まで。作り方付き35作品

に、バスケットやトレイの作り方が載っていたはず!というわけで、メタリック赤のワイヤーを適当に購入し、バスケット作りに挑戦してみましたよ。つか始めたのは一ヶ月くらい前だよ!意外に時間がかかったよ!
だいたいのカタチは本を参考にしましたが、細部はオリジナルというと聞こえが良いけどけっこう適当。出来なかったり悩んだり…という時間が長くなると投げ出してしまうこらえ性のなさなので、おおまかに理解したら適当に始めるのがオレ流です。
支柱には売られている中でもいちばん太いのを使いたく、途中で買い足しにも行ったのですが、なにせ100均、いつも在庫が微妙で結局底面の渦巻きと、取っ手に使う分しか揃わなかった。しかも100均ワイヤーのやつ、本に載っているような工芸用のワイヤーに比べてやわらかい!ような気がする!ちゃんとしたの使ったことないからわからないけど!基本2本をらせん状にねじってからじゃないとすぐぐにゃぐにゃして使えないです。ねじるのは楽しいけれどチカラが要るから手が荒れました。針金恐るべし。
大まかな形を作ってみてから、揺れるようにビーズを付けたり、ぐるぐる模様をくっつけたりは楽しい作業。本体と外周、飾りなどは細いワイヤーで固定。勝手がわからず繋ぎ目はけっこうブサイクです。次はもうちょっとちゃんとできるとよいなぁ。
あと何度かやり直したりしたので、ところどころ赤が剥げて針金の銀色が剥き出しになっています。使ってるうち、どんどん剥げてどんどん汚くなっていくんだろうと思うと少し切ない。それがイイ味になると良いのだけど。
というわけで完成ー。

総制作費はワイヤー各種で600円と残り物のビーズでたぶん1000円弱です。作ってる過程も写真撮っとけば良かった。取っ手は手が痛くならないように、細いワイヤーを鉛筆に巻いてコイル状にしたものを通して持手にしています。

お風呂バスケットらしくバスソルトと石鹸箱を入れてみる。

写真が暗くてわけわかんないね。
…そして結局、その後銭湯にはまだ行ってないんですけども。というオチ。