懐古趣味原宿。

というわけで久々の原宿。
なんかお買い物したいなぁ、とぼんやり思っていたのですが、結局なにも買わずどころかほとんど何も手に取らず帰ってきた。だめにんげんなので人ごみに行くと疲れるよ。そしてネットでしか買い物しないから流行とかがわかりません。
ていうかさいきんお洋服買ってないので、一度そういうアンテナがへし折れると、なんだか何もかもかわいく見えるけど何を買っていいかわからないんだよ。買い物という行為はしたいんだけど欲しいものはないという飽和状態。ナウな東京ガールズブラボーだった（でもない）私よどこへ。
折角なのでわざわざ竹下通りを抜けて明治通りに出てみたのですが、あの雑多で安っぽい雰囲気は変わってなかったな。おばちゃんが若かりし日は竹下通りにかわうそ屋（『伝染るんです。』の）がありました。安っすいファッションパンクみたいな服も買ったなぁ。当時は竹下通りからラフォーレ、旧MILKのあたりを流して文化屋雑貨店まで行き、一休みしてからビブレ（もうない）、時間と体力があったらキディランド、さらに時間と体力があったら明治通りを渋谷まで歩くのが私の定番のコースでありました。学生の頃は平日プラプラしていたから、自転車で行ったりもしたもんだ。なんにも買わなくても、ウロウロと見て歩くだけでたまらなく楽しかったものですよ。若さって（遠い目）。
ラフォーレの中もひととおり見たけど知らないブランドばっかでびびった。知ってても概ね場所が変わってた。秋冬の小物と靴は可愛かったなぁ。毛の生えたものとふわふわしたものがとても好きなので、冬小物に対しては厳しい姿勢で臨みたいと思います。そしていい大人になっても販売員コンプレックスがハンパないので、結局、地下でゴスロリたんなどを眺めると落ち着くという。
ニコ子さんの9割8分はたぶん過去で出来ておりますよ。というのを激しく実感した。