ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』

今年アタマに新橋演舞場で上演された劇団☆新感線の舞台『朧の森に棲む鬼』をのデジタル収録&編集で映像化。映画館の大スクリーンで見れるゲキ×シネ、新感線のお芝居が今まで数作上映されていますが、実際に見に行くのは初めて。舞台公演も見に行ったので、あれがどんなことになっているのかしら?という期待を胸に新宿のバルト9へ。舞台同様休憩時間があるということなので、伊勢丹でおにぎり買ってった。仕事終わりで映画に行くと途中でおなかが鳴るので困るよ。
バルト9も初めてなので、事前にちょいと調べてみたところ、「エレベーターが少ない」「チケットカウンター(全席指定です)が少ない」とたくさん文句を言われていました。確かに、エレベーターは階下の丸井と共通のものが3基だか4基、チケットカウンターも全スクリーン共通で10個程度とこれは少ないなーという印象。平日夜なので私達はぜんぜん余裕だったけど、これ土日昼間とか混んでる時間帯は結構待たされそう。事前に予定が決まっている方はネットで席予約して行くのが必須だと思われますよー。でも建物自体も新しくてピカピカだし、滅多にシネコンに行かないのですごい楽しかった。エスカレーターからドコモビルの大時計もよく見えた。不夜城新宿の夜景ですよ。毎日のようにレイトショー(2時ぐらいに終わる)もやっているようなので、今度は夜中に来たい!
で、ゲキ×シネ。新感線の舞台は大きいスクリーンと相性が良いみたい。大量の水を使ったラストシーンも華麗な殺陣(みんな上手いなー!)も、舞台に負けず劣らずの大迫力。舞台を見るようなつもりで行ったので、役者さんのどアップ具合に最初ドキドキしたけどすぐ慣れました。歌の上手いおばちゃんとモチモチしたおっちゃんがいっぱい出てきた。阿部さんはかわいらしかった。ところどころスローモーションになったり、新しいカットが挿入されていたり編集も面白く、ニコ子はいつもセットとか衣装とか小道具とかメイクとかが気になるので、そういうのたくさん見れて楽しかったです。やっぱり肉眼だと限界があるしね。あと、公演を見たとき、滝の音が大きすぎてラストのライの大台詞がよく聞こえなかったんですけども、今になって「うーん、なるほど。」と思ったり、いろいろ補完できて満足でした。
…毎公演やればいいのに。