新春シャンソンショウ

O-Eastで新春シャンソンショウ。友達のお友達がダンサーさんで出演されるとのことで、他の出演者の方も面白そうなので、のこのこと見に行ってみました。
以前は青い部屋で開催されていたというこのシャンソンショウ。Eastて!!と会場の広さに要らぬ心配をしたのですが、入ってみたら椅子も出ており、お客さんも若者からマダムまでたくさん入っていました。さすがにシャンソンで3時間立ち見はしんどいよね。
さて主催者であるソワレさんは青い部屋の店長を経て、今はゴールデン街シャンソンバーをやっていらっしゃるというシャンソンの王子様のような人。MCで客席に向かって「皆さんお元気で…。」と仰っていて、高年齢層向けのMC*1だなぁと感心した。そりゃトイレに見たことないぐらい長い行列もできますよ。王子と女性お二人の他には、有近真澄さん、WAHAHA本舗の梅垣さん、ROLLYさんが出演。さらにはサプライズで戸川昌子御大までステージに上られ、シャンソンつうかさながら異形の祭典でした。ノーズシャドウの定義について語りたくなった。
正直知らない曲が殆どだったのですが、演者さんも演者さんなので面白かったです。それにしてもみんな歌うめーなー。有近さんの妖艶さ、ソワレさんの正統性、ROLLYさんのロック的アプローチもそれぞれ凄かったのですが、私は梅垣さんにやられたよ。ご本人も「完全にアウェイ」と仰っており、全員で歌う場面などではだいぶ気を使われている様でしたが、こんなに上手いのか!と正直びっくり。本職の方と比べてしまうと粗くはあるのですが、声量もあるしとにかくパンチがある。素敵。ま、ちょいちょい客席に降りて来られるので、正直お客さんもじっと聞いているどころではないのですが、客いじりのタイミングも神がかってた。そして例の豆が、場合によって90度以上に渡って散弾することに感動しました(もちろん個人に向かって一直線に飛ぶこともある)。なんで広がるの…?
休憩挟んで3時間、シャンソン素人のニコ子もちょう堪能しましたよ。たのしかった。こういうイベントもっとあったらいいよね。

*1:氷川きよしさん的な。